教室運営の基礎

生徒さんとうまくいかないとお悩みの先生へ!

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生徒さんと良好な関係を保っていると問題ないのですが、

「生徒さんとうまくいかない…」

「生徒さんの保護者とうまくいっていない…」

ということで悩まれている先生は意外と多いです。

今回は、生徒さんとうまくいかないとお悩みの先生へ大切なことをお伝えします。

 

生徒さんとうまくいかない原因

 

生徒さんとうまくいかないという原因は先生によって違います。

しかし、私はほとんど、この1つに絞られると思います。

 

それは、コミュニケーションです。

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あなたは、生徒さんもしくは、生徒さんの保護者様にコミュニケーションを

しっかりととっていますか?

 

教室の先生は、知識や技術を教えるのに力を入れがちです。

もちろん、知識、技術を指導するというのは間違っていません。

 

しかし、レッスン中でも、相手の立場に立って、

生徒がどの部分で悩んでいるのか?

生徒のモチベーションが下がってきていないか?

最近、元気ないけれど大丈夫かな?

など、気を配る必要があります。

 

生徒さんは何かしら、サインを出します。

それに気付いてあげられるかは、先生にかかっています。

 

生徒とうまくいかない場合

 

ある先生から、このようなご相談を頂きました。

「レッスンに関することについては反応あるけれど、

雑談は全然反応がない生徒さんの対応方法がわからない…」

とのことです。

 

普段のコミュニケーションを上手くとっていると、そのようなことは起こりません。

しかし起こってしまった場合・・・

生徒さんの性格を知り、普段の先生のレッスンスタイルを再度確認してみましょう!

 

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どういうことかといいますと、

例えば、【YES or NO で答えられる質問】というのがありますよね?

大体の生徒さんは、質問されるとどちらか答えてくれます。

 

しかし、【YES or NO で答えられない質問】をするとどうなのか?

を試してみましょう!

これは、普段のレッスン中にも使えますし、生徒さんとの雑談でも使えます。

 

レッスン中は反応ある生徒さんなら、レッスン中に

【YES or NO で答えられない質問】をします。

すると、必ず考えますよね?

この時、生徒さんが答えるまで待ってあげてくださいね!(笑)

自分の意見を言うのが苦手な生徒さんいらっしゃるので、15秒程は待ってあげてください。

 

このように、【YES or NO で答えられない質問】をすることで、生徒さんが考え、

また、先生は自分のことを考えてくれていると感じます。

そうすると、生徒さんの態度や言動などにも、徐々に変化が見られてきます。

 

すぐには改善されませんが、長期戦で考える必要がありますね!

 

生徒の保護者とうまくいかない場合(お子様編)

 

特に小さい年齢の生徒さんになると、レッスン中、お母様方が付き添いになられると思います。

そのレッスンの入れ替わりの時間を利用して、あなたは一言、お声を掛けられていますか?

 

どうしても次のレッスンが入っていると、時間が気になりますよね。

そうすると、「お待たせしました!また次回のレッスンでお待ちしています~」

と言いがちです。

 

しかし、一言「〇〇ちゃん、ここまで今日はできましたよ!

だんだんと上手になっていますね~」

などと、状況に応じて、お伝えします。

 

すると、保護者様も安心して頂けます。
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保護者様が、付き添いで来られる場合はお話できますが、

来られない保護者様には、どうすればよいのというお声を頂きます。

その場合は、レッスンノートを作って、保護者様に向けてメッセージを書いたり、

電話やメールなどで連絡をするという方法が良いです。

 

大切なのは、保護者様と接触するということです。

 

保護者様の本音

 

教室の先生というのは、目に見えないサービスを提供していますので、

自分の子供が練習していないや、上達していない、成績が上がらないとなると、

「本当にこの教室にうちの子は通わせる意味はあるの?」と思われます。

 

しかし、レッスン中のお子様の様子や状況を毎回お伝えすると、

お母様・お父様も少しずつ成長しているお子様の様子を感じ取ることができます。

すると、「やっぱりこの教室に通わさないと!」という気持ちになります。

特にレッスンを見られていない保護者の方には、

毎回のコミュニケーションを大切にしましょう。
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生徒さんとうまくいかないとお悩みの先生へ!【まとめ】

 

いかがでしたか?

今回は、生徒さんとうまくいかないとお悩みの先生に向けてでした。

 

普段のコミュニケーションは本当に大切です。

これは、レッスン中に関わらず、レッスンの前後にも声を掛けることが重要です!

 

ただ、生徒さんとの相性というのもありますよね?

あまり先生の負担にならないようにしてくださいね!

 

 


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