教室に生徒さんを集めたいと思われている先生は多いです。
現に、教室の集客だけを改善すれば、生徒数は増えるとお考えの先生は多いです。
しかし、「ただ生徒さんを集めるだけでよいのか?」ということを考えてもらいたいと
思います。
今回は、生徒さんを単に集めるだけでよいのか?についてお伝えしていきます。
生徒集客で一番最初に考えるべきこと
生徒集客をしたいと思われる先生は、まず、集客方法について考えられます。
しかし、一番大切なことを最初に考える必要があります。
それは・・・
「どのような生徒さんに来てもらいたいのか?」
「どのような教室スタイルでやっていきたいのか?」
と考えることです。
正直申しますと、上記の2つにはこだわらず、どのようなお客様でも良いので
教室に集客したいというなら、集客はできます。
マーケティングのテクニックを巧みに使い、集客することは可能です。
しかし、そのように集客したとしても、決して長続きはしません。
なぜなら、教室の考えと生徒さんとの考えが一致せず、最終的には退会される生徒さんも
出てくるからです。
どのような生徒さんに来てもらいたいのか?
あなたはどのような生徒さんに来てもらいたいかを考えてみましょう!
例えば、
・レッスンを集中して取り組んでくれる
・無遅刻無欠勤で真面目にレッスンに来てくれる
・いつも練習をしてきて、進度スピートが早い
・勉強熱心に質問してきてくれる
など、
思い浮かぶものは全て書き出してみましょう!
書き出してみた後にしていただきたいことがあります。
それは、もし反対の生徒さんが来られた場合、どのように感じられますか?
例えば、
・レッスンを集中して取り組まない
・毎回、無断欠席、遅刻を頻繁にする
・練習をしてこない
など。
このような生徒さんが来られた場合、あなたの負担が増えてきますよね?(笑)
しかし、生徒さん側にも思うところはあると思います。
例えば、生徒さんの教室の入会動機が、
「毎週楽しく通いたい!少しずつ上達できたらよいな~」
と思われている生徒さんに、
先生側が、「1日でも早く、上達できるように!
その道のプロになるように教えます!」と言っていたら、
どうでしょうか?
この生徒さんと先生の間には、温度差がかなりありますよね?
教室の方針があるのならば、この生徒さんにはこの教室は合わないです。
この場合、お互いにマイネス関係になってしまいます。
このように、生徒さんと先生とのギャップが生まれてしまいますよね?
そのようなギャップを生まれないために、最初からきちんと、
教室の方針を考えておく必要があります。
どのようなスタイルで教室運営していきたいのか?
こちらもあなたにとって重要なものとなります。
教室の先生は、生徒が増えるごとに、忙しくなる先生がほとんどです。
休みもなく働かれている先生をお見かけします。
しかし、ご自身のペースで効率よく、レッスン稼働日や時間を決めていらっしゃる先生も
いらっしゃいます。
さて、こちらの先生の違いはいったい何だと思いますか?
私は、生徒さんのペースに合わせることが一番の原因だと思っております。
先生が生徒さんの都合に合わせるのではなく、先生の都合に合わせてもらう、
そこまでしてでも、「あなたの教室に通いたい!」と思われるような教室にしたいものですね。
ただ単に教室に生徒さんを集客できたらよい?【まとめ】
生徒さんを集めるのは、色々な集客方法を試されると、比較的効果は出てきます。
しかし、先生の理想の生徒さんに継続して通っていただくということを
念頭に入れておかないと、集客できてもご入会に至らなかったり、
退会されたりとなります。
ですので、ただ単に教室集客したらよいということではありません!
今回お伝えした、
「どのような生徒さんにきてもらいたいのか?」
「どのようなスタイルで教室運営していきたいのか?」
について考えてみましょう!
それから、教室集客について考えていくと、スムーズに進みますので、
ぜひ取り入れてみてくださいね。