「あなたの教室は何教室ですか?」と聞かれたら、何と答えますか?
〇〇教室です!
と答えた人は、この記事を速やかにお読みください。
なぜ〇〇教室ではダメなの?
例えば、ピアノ教室をされている先生の場合。
「ピアノ教室です!」だけでは、ダメなのです…
なぜなら、ピアノ教室ってたくさんありますよね?
なので、「ピアノ教室しています!」というだけでは、印象に残らないのです。
また、他の教室と区別がつきません。
特徴のないピアノ教室がたくさんあると、お客様は何を見られるか知っていますか?
代表的なのは、レッスン料金で比較されます。

なので、低価格の教室へ流れていきます。
では、どのようにすれば良いの?具体例を教えて!
先程の、ピアノ教室で例をみていきましょう。
ピアノ教室を少し細分化していきますね。

「〇〇市のピアノ教室」
これは、場所・地域で絞りました。
〇〇市のピアノ教室とすることで、〇〇市のピアノ教室を探されている人に向けて
絞りましたよね?
でも、まだ絞り切れておりません。
〇〇市のピアノ教室も、まだたくさんのピアノ教室があるからです。
「大人向け〇〇市のピアノ教室」
どうでしょう?
子どもと大人を分けてみることで、対象者がはっきりとされます。
そのことで、〇〇市のピアノ教室を探されている大人の方は、
自分の教室にぴったりと思っていただけますよね?
しかし、大人向け〇〇市のピアノ教室が他の教室もやっていたとしたら・・・
「初心者大人向け〇〇市のピアノ教室」
「ポピュラー大人向け〇〇市のピアノ教室」
など、考えることができますね。

対象者をさらに細かく分けると、初心者・ブランクの人・経験者・プロなど
たくさん出てきます。
また、どのような曲を弾ける教室なのかを絞ってみるのも良いですね。
ポップスなどのポピュラー曲・クラシック専門・ジャズ専門など
ジャンルに分けることもできます。
ポイントは「細かく絞る!」ということです。

絞ると見込みの生徒さんは減るのでは・・・?
細かく絞ると良いのは分かったけれど、ここで、一つ不安が出てくると思います。
それは、
「絞ると見込みの生徒さんは減るのでは・・・?」
ということです。

実際に私も教室集客をする時に、このような不安が頭をよぎりました。
しかし、実際はそのようなことはありませんでした。
むしろ、先生の来て頂きたいと思う見込みの生徒さんに来て頂けます。
例えば、ピアノ教室の場合。
この教室が一番近いからという理由で、ピアノ教室に入会された生徒さん。
生徒さんはお子様で、お母さまが音楽に親しんでくれたら良いな!という考えを
持たれていたとします。
しかし、先生がピアノのプロを目指すスタンスでレッスンをされていたとしたら、
どうでしょう?

生徒さんは、
「面白くない、ピアノが嫌いになってきた・・・」
と思い、教室に行くのが嫌になるかもしれません。
その姿を見て、お母さまが、
「うちの子にはピアノは向いていないので、辞めます」
と言って退会されることに。。
もし最初から、
「うちの教室はプロを育てるピアノ教室です。本格的な音楽を学べますよ!!」
と打ち出していたら、このような生徒さんは来られなかったでしょう。
そして、「本格的な音楽を学びたい、うちの子をプロに育ててほしい」といった保護者様が
自然と集まるのです。

そうすることで、先生自身も集客が楽になり、入会された生徒さんで悩む必要が
なくなるのです。
生徒さん、先生、両者にとって、プラスな関係なのです!!
実はほとんどの教室がやっていないこととは…?【まとめ】
いかがでしたか?
あなたの教室は例のように絞れていましたか?
今回の例によって、「対象者を絞ると生徒さんが来なくなるのでは・・・?」という悩みは
解消されます。
むしろ絞る方が、今後のレッスンで先生が悩まなくても良いのです!
ですので、しっかりとあなたの教室はどのような教室なのかをじっくりと考えていきましょう!