当たり前ですが、教室運営は全ての分野を一人で行わなければなりません。
スタッフを雇っている先生も、全ての分野を自身で把握しておく必要があります。
今回は、教室経営を安定にさせる4つの部門についてお伝えしていきます。
教室運営の醍醐味とは?
以前、私は会社に勤めていましたので、教室運営の醍醐味というものを実感しております。
それは、
全て自分で行ない、責任は自分にあるということです。
会社に勤めていた頃は、部署に配属されます。
そして、その部署・部門の決められた仕範囲で仕事をこなし、結果を出していく
というものです。
自分の企画を提案しても、上司の許可がないとできないこともありました。
もちろん、却下されることもあります。
しかし、その分野でいかにして会社に貢献できるかを考えて行動していました。
一方、自分で教室運営していくと、自分の発案した企画や案件は即行動できますよね?
だって、却下する上司がいないですから(笑)
すると、行動力が早いとそれだけ、結果のスピードも早いことがわかりました!
しかし、失敗することもあります。
ですので、良い意味でも、悪い意味でも、責任は全て自分にあるということです。
自分で考え、行動する力がないと、教室経営は安定しません。
ですので、人任せや運任せにしていると、廃業に追い込まれます。
それだけ、一人で教室経営していくには厳しい世界です。
しかし逆にいうと、自分で考え、行動し、継続されている先生は、
教室経営もしっかりと安定させることができる素質があります。
教室運営は4つの部門に分かれる!
教室運営を会社に例えると、大きく分けて4つの部門があります。
それは、
教育部門、広報部門、営業部門、財務部門
から成り立ちます!
まず1つ目の教育部門というのは、おなじみのレッスンのことですね!
レッスンの準備・予習はもちろん、教材研究も含まれます。
質の良いレッスンを行うために、どのように指導していけばよいのかを研究し、
実際にレッスンを行い、レッスンを振り返るという繰り返しになります。
2つ目の広報部門は、教室集客をする部門になります。
いかにして、教室を知って頂くことができるのか、
興味あるお客様に、自分の教室に来て頂けるように促進するということですね!
また、イベントの企画を考えることも含まれております。
3つ目の営業部門は、あまり馴染みがない先生も多いかと思います。
ですが、こちらも重要な役割の部門となっております。
具体的にいうと、ご入会に繋げられるようにクロージングをすることというと、
わかりやすいと思います。
このクロージングが弱いと、いくら教室に見込みのお客様を集めることができたとしても、
教室にご入会頂けないと、成り立ちません。
ご入会に繋げられるような、説明がしっかりとできているか、
教室の魅力を伝えることができているかを確認します。
また、体験レッスン後のサポートもこちらの部門に含まれます。
では、最後の4つ目の財務部門とは、教室の経営が成り立つよう、
経費の管理、レッスン料金の管理、その他備品、地代などを把握する部門です。
以上の4つの部門から、教室運営は成り立っています。
4つの部門の得意分野、苦手分野は?
先ほどご紹介しました、4つの部門。
これらの部門の中で、あなたの得意分野と苦手分野をまずは考えてみましょう!
苦手分野を洗い出すと、先生の教室運営の優先順位に気付くはずです。
苦手分野から取り組み、得意分野はさらに伸ばせば良いのです!
この4つの部門を完璧にすると、教室経営に困ることはありません。
しかし、最初から完璧にはできませんよね?
ですので、苦手分野も隠れるほど得意分野をカバーできるようであれば、
カバーしていきましょう!
しかし、最終的には4つの部門をスムーズに回すことができるようにしていくことが大切です。
教室経営を安定させる、4つの部門とは?【まとめ】
普段から教室運営されている先生は、教室運営という1つの枠にとらわれがちです。
しかし、4つの部門に分けることによって、あなたの得意分野と苦手分野を洗い出すことにより、
優先順位が浮き彫りになったのではないでしょうか?
苦手分野に磨きをかけ、4つの部門をスムーズにさせ、安定した教室経営を
目指していきましょう!