教室の先生とお話をしていると「集客できたら問題ないですよね!」というお声をいただきます。
果たしてそうでしょうか?
今回は、集客できたら困らないと思っている先生に向けてお伝えしていきます。
「もし集客できたら…?」と考えてみましょう!
もしあなたが、教室にお問い合わせがたくさんきて、集客に困っていないとします。
(困っている先生は、たくさん生徒が来ている姿を想像してください)
本当にそれで大丈夫でしょうか?
「何を言っているの??」
と思うかもしれません。
「集客ができていたら問題なんかないんじゃないの?」
と思われるのは当たり前ですよね。
ですが、たくさんの問題が発生します。
一体何が問題なのか?
では、一体何が問題なのでしょうか?
これは、生徒が入会してからが問題なのです。
単に生徒を集めると、結果的に先生が困ります。
例えば、「先生の来てほしいと思っている生徒が来ない…」という例はよくあります。
先生が大人向けの英会話教室をしたいと思っているのに、
子供に英会話を習わせたいという保護者が来られたり。
先生と生徒のニーズがマッチしていないという問題が起きてしまいます。
先生が思い描いている、「このような生徒さんに来てほしいな〜」という対象生徒が来ないと、
ストレスが溜まります。
また、よく先生からお悩み相談をいただくのが、「先生への要求が高い生徒さんの対応」です。
先生に「○○してほしい」という無茶な要求をされる生徒さんもいらっしゃるようです。
また、月謝の延滞があったりと悩まれている先生もいらっしゃいます。
私の過去の苦い体験談
なぜ私がこのように記事を書いているかと言いますと、
過去に私自身も苦い経験をしたからです。
私も教室を開講した当初は、「集客できたらいいんじゃないの?」と思っていました。
生徒さんが来てくれたら、あとはレッスンをすればいいと容易に考えていました。
ですが、その考えは間違っていました。
月謝の延滞の生徒や無断欠席の生徒。
それから、レンタル楽器を持ち逃げされたり…
今では考えられない状況が続いておりました。
ズバリ言ってしまうと、「質の悪い生徒」が多かったですね(笑)
そして、私は「本当に私の教室に来てほしい生徒はどんな生徒だろうか?」と
自問自答することにしました。
そして、理想の生徒像ができあがると、
その理想の生徒さんに向かって情報発信すると、
だんだんと私の来てほしい理想の生徒さんだけが来てくれるようになりました。
それと同時に、質の悪い生徒は徐々に退会され、ストレスは減りました。
今では、レッスンのストレスはなく、自身も楽しみながらレッスンすることができております。
集客できたら困らないと思っていない?【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
もしあなたが「集客さえできれば困らない」と思っているようでしたら、
集客後のことも考えてみてください。
容易に考えていると困るのは先生自身です。
先生自身がこれからも楽しくレッスンできるように、
先生の理想像に合った生徒を集客していきましょう!